気になる脂肪吸引!痛みはどれくらい我慢すればいいの?
脂肪吸引は、脂肪の量そのものを減らす方法であるため、これまでなかなか痩せられなかった人でも効果を期待することが可能です。
しかし、脂肪吸引には興味があるけれど、どれくらい痛いかわからないから決心がつかず、受けられないという人は少なくないでしょう。余分な脂肪がなくなってくれれば良いと思っても、もともと身体に付いていたものを取り除くのですから、痛みの強さだけでなく、どのような痛みなのかも気になるところです。
今回は、痛みの問題さえクリアできるのであれば、脂肪吸引を受けてみたいという人に向けて、脂肪吸引での痛みや施術方法について紹介していきます。
|脂肪吸引の痛みを強く感じるのは術後2〜3日間
痛みのピークは手術後2〜3日
脂肪吸引に使う吸引器具は、皮膚表面に大きな傷口を作らないように工夫されています。
そのため、脂肪吸引の痛みの中心は、皮膚表面の傷口の痛みではなく、マシンを脂肪組織に挿入して、余分な脂肪を取り除くときに起こる炎症によるものが中心です。とはいえ、少なくとも施術中は麻酔の効いた状態のため、痛みはほとんど感じません。
痛みを感じるようになるのは、手術後麻酔が切れてからで、痛みのピークは手術後2〜3日です。
痛み止めを使えば耐えられる痛みという人がほとんど
痛みの種類としては、手術後すぐは筋肉痛のような痛みと表現する人が多く、徐々にしびれのようなピリピリとした軽い痛みに変わっていく、という声が多く聞かれます。
ただし、脂肪吸引の場合、手術後には痛みを抑える薬を処方してもらえるため、痛み止めを使えば、耐えられないような痛みではないという人がほとんどです。
|痛みは施術部位や個人の感じ方によって異なる
脂肪吸引は、身体に付いた余分な脂肪を取り除く手術ですから、痛みが全くないというわけではありません。
しかし、痛みの感じ方には個人差があり、痛みを感じやすい方、そうでない方もいるでしょう。
また、もともとの脂肪の付き方や吸引した脂肪の量、脂肪吸引の方法、部位など様々な条件によっても痛みは異なります。
実際に、美容クリニックが行っている脂肪吸引後のアンケートの回答を見ると、「とても痛かった」と答える人もいれば、「少し痛みを感じた」「あまり痛くなかった」と答える人もいます。
|手術後の痛みは我慢しすぎない
どんな場合にせよ、脂肪吸引をして全く痛みを感じないということはありませんから、手術を受ける人は、ある程度痛みがあることは想定しておく必要があります。
しかし、手術を受けたら痛いのは当たり前だと思って無理に我慢する必要もありません。
気を失うほどに痛みを我慢してしまっては、ストレスが溜まるだけでなく、手術後の経過にも影響してしまいます。
事前カウンセリングで相談し痛みに配慮した対策を
脂肪吸引を行う美容クリニックでは、痛み止めや炎症止めの薬を処方してもらうと安心です。
そして、美容クリニックによっては、術後の相談を24時間電話で受け付けているところもありますので、遠慮せずに連絡することも大事です。
|痛みを和らげるための美容クリニックの試み
痛みが心配で、脂肪吸引を受けるのをためらう人は少なくありません。
そのため、少しでも不安に感じる人が少なくなるように、痛みを和らげる工夫に力を入れる美容クリニックが増えています。
周りの組織のダメージを極力抑える工夫
例えば、できるだけ「患者さんの負担を軽減させること」を重視している美容クリニックでは、筋肉や血管、神経など、周りの組織にダメージを与えないように、脂肪組織を周囲から分離させる方法で脂肪吸引ができるマシンを選んで導入しています。
傷口を出来るだけ小さくする工夫
吸引器具を挿入する傷口をできるだけ小さくするために、カニューレの形や皮膚の保護の仕方などを研究し、炎症や感染が起こりにくい方法を採用するように、心がけている美容クリニックもあります。
ダウンタウンを短くするアフターケアを充実
さらに、術後のアフターケアにインディバCETなどを取り入れ、ダウンタイムを短くすることで、患者様が痛みを感じる時間をできるだけ短くするように、工夫している美容クリニックもあります。
高い技術を持ったドクターに依頼することも重要
もちろん、実際に手術にあたるドクターのテクニックは大事なポイントです。
出血量を最小限に抑えられる高い技術を持ったドクターに脂肪吸引を任せられれば、よりきれいに仕上がり、術後の経過も良くなります。
|安心して脂肪吸引を受けるために
この記事で紹介してきたように、安心して脂肪吸引を受けるためには、
・手術実績が多く痛みや腫れをできるだけ軽減できるよう考慮している美容クリニックを選ぶ
・技術の優れたドクターと相談し、痛みが少なく安心して受けられる治療方法を選ぶ
ことが大事です。
脂肪吸引に興味があるがどうしようと、独りで悩んでいても何も変わりません。まずは1歩踏み出して、ドクターに相談してみてはいかがでしょうか。